JUST KIDS in CLUB Que #1 Katahira Rina loves Saucy Dog
めっちゃ久々のブログ更新です。
たまには書こうかなーということで。
需要あるかわからんけど。
というわけで、昨日は片平里菜さんとSaucy Dogの2マンに行ってきました。
里菜ちゃん主催の2ヶ月連続の2マン企画。
ちなみに来月は残念ながら活動休止になってしまったきのこ帝国のボーカル、佐藤千亜妃さんと。なんて俺得な企画なんだろうか。
まずはサウシーのライブから。
実は私、ライブ友達からサウシー勧められて前からサウシー聴いてていいな〜と思ってたんですが、彼らのライブを観るのは初めてで、すごく楽しみでした!
この言葉はあまり使いたくないけど、純粋に「エモかった」。
石原くんの汗を飛び散らしながら高音で歌い上げる姿、クールにかつタイトに低音を支える秋澤くんのベース、そしてほわんとした可愛らしさと正確なリズムを刻むゆいかさんのドラム。
3ピースとは思えぬ程音圧が厚かった、、!
いつかや煙のような泣きのメロディは最早彼らの真骨頂になっているのではないでしょうか。
こんな伸び盛りのバンドをこんな至近距離(300人キャパ)で観れて幸せだった。
そして、里菜ちゃん。
先月のライブ「Just Kid」は予定が合わず行けなかったんですが弾き語りだったけど、今回「Just Kids」はバチコリとバンドスタイル。
ギターが2人もいて、そこへ随所に里菜ちゃんのギターも加わってトリプルギターという、ギター好きにはたまらないサウンド。アイアン・メイデンかよ、、、
そして前回のブリッツ2マンに続き、ベースは可愛くてキュートな外見とは裏腹にビンビンスラップをかますレフティベースのわかざえもんさん!、、、でもさすが、里菜ちゃんの歌を活かすべく、スラップは控えめで、歌に寄り添うような流れるベースプレイ。
ドラムはex.シギジュニの諸石さん。パワフルでカッコよい。
そして里菜ちゃんの歌声。やっぱりこれだなー。落ち着く。色んなライブを観に行くけど、やっぱり彼女の歌声は実家に帰ってきたような安心感がある。そしてカッコいいステージとは裏腹ののほほーんとしたMCも健在である。これぞ片平節の真骨頂。そして今回も笑顔がキラキラと輝いていた!
、、、実は私、「愛のせい」の里菜ちゃんの頃は見てるのが少し辛かったんです。あまりに自分のドロっとしたところを曝け出されすぎてて、観て聴いて痛かったし、なんだか辛かった。
でも最近のステージングを観ると吹っ切れて笑顔がグッと増えてきた。嗚呼、人間は一回落ちて立ち上がった方が強く美しくなるんだなぁ、と。困難な場所に咲くから麗しい。
私の方が臆病だったんだなと思わされた。
そういえば昨日のライブ中も下から立ち上がってたな、、笑
アンコール最後で聴いた新曲オレンジ。これは新生片平里菜のアンセムになるであろうと確信。早く音源化して欲しいなぁ。
いい夜だった。
ロボアドはじめてみた。
投資とかにまったく興味なかったけど
銀行に預けてても超低金利だし
かと言って仮想通貨はリスク高いし
なんかいいものないかなー
と色々探してたところに目に飛び込んできた
「ロボアドバイザー」
なんだかピーンときて、なんのためらいもなく始めてみました。
始めてみようと思った理由
◎全自動でめっちゃ賢く国際分散投資をしてくれる(投資ど素人だから有り難い)
◎仮想通貨ほどリスクがない(元本は保証されていないけど)
◎自分のお金を世界に流通できる(世界を駆け巡ってる!なんか嬉しい!)
こんなところですかね、、、
ちなみに色々比較した結果、なんだか一番よさそうなウェルスナビさんに決めました。
始めてすぐに利益出たりしたけど、1ヶ月近く経って現状はこの通り。
oh…見事に赤字です 苦笑
ま、投機ではないので長ーい目で増えていけばいいなーと思っております。
いざ投資を始めてみると、NYダウなどの世界情勢が気になってニュース見たり、
本屋さんで財テクのコーナーに寄ったり、
色々と生活が変わりました。
人って変われるものなんですね 笑
また折りを見て進捗状況を報告致します。
1月参戦したライブやらイベントやら
1月4日 赤い公園@立川BABEL
今年のライブ初めも去年に引き続き赤い公園さん。ちなみに3年連続。
しかし去年はヴォーカリストちーちゃんが脱退してしまうという
今世紀最大の(?)大事件が起きた。僕も打ちのめされた。
だが、解散は免れた。でも毎年恒例のこめさく祭りはなくなってしまうのか??
だがそれは杞憂に終わった。
蓋を開けてみれば即日ソールドアウト、プラチナチケットだった。
誰が歌うのか??と思ったら
・・・全員歌ってるやんけ!笑
正直上手いとはお世辞にも言えないが、
3人ともそれぞれ個性溢れる声で、これはこれで楽しい。
個人的にはドラマーうたこすのアイドルっぽい歌声がツボでした。
しかもなんと全曲新曲ですよ。なんなんですか、このバンドは。
これからも目が離せない個性派ガールズバンドだ。
1月10日 Get over a Wall vol.1(対バン)@四谷天窓
フォロワーのmibukiさんからお誘いを受けて、2度目のライブ鑑賞!
半年ぶりでしたが、やーmibukiさん、やはり10代の成長期ならではといいますか
前回観た時よりとても声量が増して、ギター共々力強くなっている印象。
ご本人はとても可愛らしい感じなんですが、
自らを「ロック」なシンガーと紹介しており、
とても魂のこもった歌を届けてくれます。
いい意味で(!)まだ荒削りなところもあり、これからが楽しみなシンガーですね!
あと、こちらは初見、同じくフォロワーさんのCHiKAさんも登場。
キーボードを奏でながら、とってもキュートな歌声で良質なポップスを聴かせてくれました。
また、曲ごとに動と静がガラッと変わり、
スイートからメロウまで変化が楽しめるシンガーです。
また観てみたいなぁ。
1月14日 chayイベント@ららぽーと横浜
今年の初chayさんはイベントでした。
今まで見た中で一番寒いんじゃないか??っていうくらい極寒の野外ステージでの
弾き語りとトークのイベント。
今回のchayさんも、やっぱり可愛すぎました!
そして歌い出すと独特のミックスボイスを堪能できます。
しっかしchayさん、寒すぎてギターを弾く手がかじかんでいました。つらそうだった・・・
さすがファッションモデルもやっているだけあって、とてもスタイリッシュな白いコートとパンプスをお召しになっていました。
正に目でも耳でも楽しめるシンガー。
何度も言いますが、寒い中chayさんはとても綺麗で素敵な歌声でした。行ってよかった。
1月20日 片平里菜@Zepp DiverCity
久々の里菜ちゃんライブ!
やー、中々予定が合わなくて去年の夏ぶりだからホントやっと参戦できる!って感じでした。
初っ端からアッパーチューンPartyでテンション上げるも、
やはり全体的には里菜ちゃんならではの
メロウで味わい深いナンバーが胸を打つ。
個人的に大好きな歌、舟漕ぐ人は何度聴いても泣いてしまう、魔法のような曲だ。サビの伸びやかな歌声は圧巻である。
そして独特の、ゆるーいトークが
これまた彼女の真骨頂だ。
一葉さんをいじり倒したり、トディーにラップの無茶振りしたり、本当に自由な人だ 笑
アンコールの異例の人には繊細さと優しさ、始まりにの歌声はこれぞ片平里菜!と言う力強さをひしひしと感じた。
本当にずっと好きな、オンリーワンなシンガーですね。
1月29日 Super Cute!(対バン)@下北沢SHELTER
僕の好きなsuga/esとmezcolanzaが出るとのことで、急遽参戦してきました!
初っ端は若手ガールズバンドsuga/es。
見かけはキュートな女子だけど
男子顔負けのパンキッシュなナンバーをたたみ続け、
「あたし達は遊びでやってんじゃねーんだよ!」
って言う心意気をひしひしと感じた。
伸びしろたっぷり。これからも期待!
そしてmezcolanza。
かの成瀬心美さんがボーカルを務めるバンドですが、これがまた本格派!メンバーすごい。
mezcolanzaの意味である「ごちゃ混ぜ」よろしく、
まるでおもちゃ箱をひっくり返したように様々なタイプの楽曲が繰り広げられてゆく。
とても楽しい!
他の2アーティストは初見でしたが、
こちらも素晴らしかったなぁ。
やっぱり女性ボーカルっていいなぁと感じました。うっとり。
以上、まとまりのない個人的な感想でした。
2月のエンタメも気が向いたら書きます。
毎日がクリスマス in chay & chay's room6 at 品川グローリアチャペル
すみません。もっと早く書こうと思っていたのですが
バタバタするわ、体調崩すわで中々手付かずでした・・・。
レポ待っていてくださった方、大変お待たせ致しました(←果たしているのかな・・・)
まずは12月22日に開かれた、赤レンガ倉庫でのchayさんと中田裕二さんの2マンライブ。
「毎日がクリスマス!」という企画が今年10周年らしい!のに初めて見に来たぞ!笑
期間中素敵なアーティストさんが連日ライブを行っているとのこと。
そしてクリスマス期間ということで、赤レンガ倉庫もクリスマスマーケットが開かれており、ライブ前にその雰囲気を存分に楽しんでしまった!
さて、肝心のライブですが。
この会場、クリスマス仕様のとってもオサレな飾り付けがされていました。
まずはchayさんのギター弾き語りで安定の「True Colors」から。
しっかしchayさん、この歌を歌うたびに確実に声量が増しております。
間違いなく昨年のそれより上がってる。
chayさんの成長具合が伺える歌と言えよう。
するっとキーボードの洋ちゃんが加わってゴージャズなクリスマスソングメドレー。
美しい歌声とサウンドの妙にうっとりしてしまう。
サウンドは、意外と重低音が鳴り響く仕様。
chayさんがギターをリズミカルに叩くたびに「ボフッ!」っと
まるでバスドラの如く心地の良い低音が体を震わす。
そしてMCにてユーミンを敬愛しているという話からこの季節にぴったりな曲を・・・というので
てっきり「恋人はサンタクロース」かと思いきや「12月の雨」!
思わず(そっちかーい!)と心の中で呟いてしまった 笑
いやめっちゃ良かったんですけどね 笑
2マンでその曲やるの??って思ったのが「nineteen」
これがもう、めっちゃ良かったですね。
「私はシンガーなんです!」っていう心意気が強く見えて。
あとテレビ番組とかchayTEAツアーではオサレコードだったけど、ここではオリジナルに忠実なコード進行ってところもストレート感あって素晴らしかった。
そこから安定のテイラーカバーとあな恋を歌って・・・
ぐっと来たのは「それでしあわせ」
MCの語りからもう、この曲は本当にchayの真骨頂ですね。
歌に魂が込められすぎてて、毎回大泣きしてしまう。
更に泣いたのはですね、アンコールで中田さんのギターとともに披露された
「サイレント・イヴ」
これはもうね、珠玉中の珠玉のカバー!!まじで泣いた。
声質が辛島美登里さん(オリジナルの方)に近いってのもあるんだけど、本当にchayの歌になってた。もう参った。降参。
これ、またカバーしてくれないかなー。もっと多くのchayファンに聴いてほしいし、
ミュージックフェアとかでカバーしたらお茶の間を「おおー!」って言わしめる威力を持ってると思うよ。頼みますよ武部先生!笑
というわけで、赤レンガ、とにかく最高でした。
さて、次は27日に開かれた品川教会でのchay's room6にお邪魔してきました。
教会でライブを観るなんて(恐らく)初めてだし、どんなライブになるのか、ワクワクしながら待機してました。
結果・・・のっけから感動しまくり(´;ω;`)
だってウェディングドレス姿のchayさんが後ろから登場ですよ。なにこのドラマ以上の展開は。夢でも見ているんですかって感じですよ。
しかもこの構成、全部chayさんがプロデュースしたらしい。天才か!
ストリングス担当、Otoji+Rayさんのハーモニーも甘美でとろけるようなハーモニーでchayを盛り立てます。
様々なギターを取っ替え引っ替えするのもroomの楽しみなんですが、「12月の雨」で披露した12弦ギターは去年のroomより断然上手くなってました!←プロに失礼な発言
12弦って抑えるのが大変で、ちゃんと押さえないと折角の広がりのある響きが台無しになってしまうんですが、chayさんの小さな手でしっかり押さえられており、ツインギターの如くとても綺羅びやかな倍音が鳴り響いていましたね~。素晴らしかった。
「You」はもうね、毎回号泣してしまう。chayTEAツアーでも、suite roomでも泣いたし、今回も心を込めて歌うchayに胸を打たれて涙腺崩壊しっぱなしでしたね。
お次のディズニープリンセスメドレーが、もうね!とにかくね!!圧巻すぎた!!!
chayさんお着替えしてからの、ミニのワンピにラプンツェルを彷彿とさせる三つ編みと花冠ですよ・・・なんなんですかこの天使は・・・。
I see the light、美女と野獣、生まれてはじめてのメドレー。
もう完全に夢の世界でしたですね。現実を完全に超えてた 笑
安定のテイラーカバーから聞きたかった「together」やってくれた!
さらに圧巻だったのは「それでしあわせ」
なんと冒頭は、マイクを使わずのアカペラだ。
チャペルに響き渡るchayの凛とした地声。
うん、確実に声量増してるし、力強くなってる。
またもや号泣である。
アンコールは最新配信シングルである「あともう少し」
ピアノにプロデューサーの海野氏とストリングスのOtoji+Rayが加わり、
オーディエンスも立ち上がり、今日一の最高な盛り上がりで幕を閉じた。
なんというか、ライブが終わったというより、現実に帰ってきた、という感じだろうか。
映画とか舞台を見終わったあとみたいな、あの感覚。
chayさんはライブの度に、僕を異次元に連れてってくれる、不思議なシンガーだ。
これからもchayさんのライブでトリップしたい。そう、強く思った年末でした。
chay’s suite room
chayさん5周年記念のライブ!
お邪魔してきました。
ブルーノート東京に来るのは3度目だけど
何度来てもめっちゃオシャレ!
ドレスコードはありませんが普段着で入るのがはばかられます 笑
(スーツ着てきてよかった…)
着席してビックリ!
なんとステージの真ん前である。これは失神しそう・・・
chayさんプロデュースの「はじめての気持ち」というカクテルをオーダー。
なんとチャイティーのフレーバー!笑
これがまた意外と美味しかった!
程なくしてライブがスタート。
chayさんは漆黒のドレスで登場!ゴージャス!
そしてピアノセッションはユーミンなどのサポートでお馴染み、
重鎮、武部聡志先生だ。
代表曲「あなたに恋をしてみました」をジャジーに歌い上げてゆく。
そっか、ここはジャズバーだった。。
もう既に気分はうっとりである。
さらに「12月の雨」や「好き好き」「Twinkle Days」「You」をしっとりと、情感豊かに歌い上げてゆく。
chayさんの声とギター、武部さんのピアノだけというシンプルな構成だが
寧ろそれが非常に心地よい。
武部さんのピアノはまるで魔法のように変幻自在に奏で、chayさんを盛り立てる。
途中chayさんのルーツであるというキャロル・キングの「空が落ちてくる」(これめっっちゃよかった!)といった意外なカバーをソウルフルに熱唱!フロアはしっかりとステージへ引き込まれてゆく。
衣装チェンジをしたchayさんは真っ赤なドレスにウィッグを付けて登場!めちゃかわいい!笑
お馴染みシンディの「True Colors」をしっとりと披露したあとは『盛り上がっていきましょー!』とオーディエンスを煽る!
オーディエンスにクラップを要求し、客席とともに「運命のアイラブユー」を軽やかに歌い上げた。
そして意外なカバーだったのが、武部さんがchayさんに似合うと言ってチョイスされた「優しさに包まれたなら」。これはやられました。まじでchayさんの歌声に見事に調和してて思わず聞き惚れてしまった。。音源化して欲しい!
更にchayさんにとって大事な曲であり、僕も大好きな「それでしあわせ」を披露し、感動の嵐の中、本編は終了。
chayさんがステージを降りるとともにアンコールの拍手。
そして再度登場。
ここで意表をつかれた選曲がチョイスされていた。
「Forever」である。
1stアルバムの中でもかなり好きな珠玉のバラードだ。
思わず泣きそうになってしまった。
1時間と少し、本当にあっという間に感じた。
しかしとっても充実した感動溢れるライブであった。
これからもchayさんを全力で応援したい。
改めてそう思う夜であった。
chay論
恐らく、chayファンの大多数があの人気番組、「テラスハウス」の「まいまい」を見てファンになった人が多いであろうと思う。
もしくはCanCamの「まい」のファッションを見てという人も多いであろう。
路上ライブ時代からのコアな方もいるかもしれない。
私のきっかけは、ズバリTwitterだ。
音楽の趣味が合う方がTwitterでchayをめっちゃ応援しており、ちょうどその頃にあな恋こと「あなたに恋をしてみました」が月9のテーマ曲になっていた。
特段そのドラマを毎週見ているわけでもなく、まだchayのことも殆ど知らなかった。
記憶を辿っていくと、ラゾーナ川崎でたまたまリリースイベントを通りがけで聴いたことがあった。調べていくとああ、テラハのまいってこの人だったのか。
だんだんわかってきた。
あな恋は50万DLを記録したそうで、街中でもよくその声を聴くようになった。
ちょっと気になって、アルバム「ハートクチュール」を借りてみた。
めっちゃいいではないか!
容姿からいい意味で裏切られた、ちょっとスモーキーで艶っぽい歌声。
古き良き時代を彷彿とさせるサウンドとメロディ、しかも写真が全部お洒落で可愛い。
全曲キャッチーで聴きやすい。
いつの間にかこのアルバムを購入していた。
ちょっとライブに行ってみたくなった。
なんと近郊の赤坂BLITZがソールド・アウトしていた。
がっかりすると同時に、やっぱり結構ファンが多いのだな、と感じた。
次のシングル、「好きで好きで好きすぎて」はリリースイベントがあるということで、池袋のサンシャインシティまで足を運んだ。
誕生日間近だったらしく、スタッフさんの粋な計らいでイベントに来た人にバラの花が渡され、せーので差し出すというサプライズまであった。
そして初めてchayさんとイベントで話して握手までして頂いた。
会うまでは美人さんなので、ツンツンした人なのかと勝手に想像していたが、とても気さくで話しやすく、神対応をして頂いた。
めっちゃハマった。
年末のメリクリツアーで念願の初ライブ参戦である。
(リリイベとか学祭を除く)
このライブが圧巻であった。
伸びやかな歌声、めくるめく変わる衣装、バンドメンバーとのサウンドと声の絶妙な融合・・・
なんだ、僕は夢でも見ているのか??という錯覚。
寒い中ずっと外で待たされたとか、圧倒的に女子が多くてアウェイ感とか
そんなことはもう、どうでも良くなっていた。
それからは毎回CDを買っているし、行けるイベントやライブは全て行くほどのファンになった。
サイサイもそうだけど、先入観だけでは絶対にこんなにハマっていなかったであろう。
シンガーとしての資質や、容姿も勿論好きだけど、
好きな音楽のルーツとか、ラジオやイベントで垣間見るあっけらかんとした性格とか(なんでテラハでそんなに嫌われていたんだろう)、そこら辺に魅力を感じるのであろう。
毎回シングルに洋楽のカバーを収録しているのだが、
ビートルズやシンディーローパー、ストーンズなど、本当に20代女性シンガーなのか??と疑いたくなる渋いセレクションだ。最高かよ。
彼女の夢は武道館でワンマンライブすることなのだとか。
全力で応援したいぞ。
がんばってくだchay。
3月5日 片平里菜 中野サンプラザ(ネタバレあり)
片平里菜自身、初のホールツアーの初日を観させて頂いた。僭越ながらレポを書いてみようと思う。
2000人超のキャパながらソールドアウトしたそうである。日曜日ということもありながら、これは中々すごいことではなかろうか。これだけの人が、生で片平里菜の歌声を聴きたいと足を運ぶわけだから。
オープニングは中期のビートルズ「リボルバー」辺りを彷彿とさせる様な、サイケデリックなサウンドが鳴り響く。そこに幻想的な照明の演出が重なり、煙たいよろしく、正に「トリップ」してしまう様な感覚に陥る。時々入る「ギュイーン!」というサウンドはトディ(ギター)がテルミンを使っていたのだろうか。私は20列目なので暗いこともあり見えなかった。
オープニングを飾ったのは意外にも「始まりに」であった。これは意表を突かれた。この曲はライブでもラジオ番組でもエンディングで多用される為だ。
中盤「HIGH FIVE」や「Bad Girl」などのアッパーチューンがありながらも、全体的には片平らしいメロウなナンバーが並ぶ。
中でも珠玉だったのは個人的にも好きな曲、「舟漕ぐ人」だ。この曲をライブで披露する前、必ず曲についてのMCが入るのだが、何度聴いても泣いてしまう。ブルーのライトに照らされて凛とした声で歌う片平にすっかりと魅了されてしまった。
曲間のMCは、安定のグダグダである(笑)。一葉さんをいじりながらのグダグダトークは最早彼女の特権であろう。
喉の調子は、1月の2マンの時と比べたらだいぶ良くなっていたが、少々ハスキーで全快とは言えない様子だった。
それでも精一杯振り絞ろうとする姿にシンガーとしての意地を見た。
バンドメンバーも非常に豪華だ。
一葉さんのテクニカルでトリッキーなキーボードプレイはもはや魔法の様。
トディのアーミングを多用したスペーシーなギタープレイはモノアイズで見せるそれとは一線を画す魅力。
豊夢さんのやや低めにチューニングされたスネアと安定感たっぷりのタム回しは、流石としか言いようがない。
そしてグルーヴ感たっぷりにうねるスッティのベースは、しっかり片平の歌声を支えるかの様な安定感であった。
アンコールの「最高の仕打ち」はマイクがあったとは言え、バンドなしの弾き語りだ。
喉の心配を振り払うようなパワフルかつソウルフルな歌声は、これぞ片平里菜と言わんばかりの圧巻のパフォーマンスであった。
締めの「結露」を歌っている途中に片平が泣き出すというハプニングがあった。
きっと色々な感情が込み上げていたのであろう。遂にホールでのライブ、しかもソールドアウト。完全に本調子ではない中で懸命に絞り出した気持ち。歌に込められた想い。その他にも私が知らない理由もきっとあるのであろう。思わずもらい泣きしてしまった。
とても心暖まる、ホールだけどアットホームなライブだったと思う。今後の活躍も楽しみである。